チラシやポスターにQRコードを入れたのに、印刷したら読み取れない…。そんな経験はありませんか? このページでは、「きれいに印刷するために、気をつけたいポイント」をやさしくご紹介します。
なぜ印刷すると画質が落ちてしまうの?
スマホやパソコンの画面ではきれいに見えても、印刷すると「画像がぼやける」「QRコードが読めない」というトラブルがよくあります。
その原因の多くは、画像サイズ(ピクセル数)が小さいことや、印刷に向かないファイル形式を使っていることです。
QRコードを読み取れるようにするには?
- QRコードのサイズは最低でも 12mm 角以上を目安にしましょう。
- できれば 20mm 以上あると、読み取りやすくなります。
- 画像がぼやけていないか、事前に拡大して確認しましょう。
とくに Instagram のQRコードは、元画像が小さめなので注意が必要です。印刷用には、大きめサイズで作り直すのがおすすめです。
*6-8mmくらいの大きさでも読み取れることがありますが、NGな場合に作り直す手間や印刷がストップしてしまうリスクがあるため、あまりおすすめしません。
スマホで見たときに「ぼやけて」見える画像は要注意!
チラシや名刺にQRコードを入れたのに、読み取ってもらえなかった…。
そんなときは、QRコードの「画像が粗い」ことが原因かもしれません。
画質をチェックするために、一度QRコード画像をスマホで拡大して見てみてください。
🔍 チェックポイント:
- 画像を指で広げて大きくしたときに、四角いモザイクのように「ガタガタ」していませんか?
- 線がぼやけていたり、角がにじんでいませんか?
もしそう見えるようであれば、印刷したときにもぼやけてしまう可能性が高いです。
QRコードは「大きく・はっきり」が基本!
QRコードを印刷に使うときは、以下のサイズを目安にしてみてください。
印刷物 | QRコードの大きさ(目安) |
---|---|
名刺 | 1.5cm × 1.5cm 以上 |
チラシ | 2〜3cm 四方 |
ポスター | 3〜5cm 四方 |
そして、印刷を注文する前に、デザインデータ内の画像が小さすぎないか・ぼやけていないかをスマホで確認しましょう。
📷 スマホでの確認方法:
- QRコード画像をスマホに保存
- 写真アプリでひらく
- 指で拡大(ピンチアウト)して、ガタガタしてないか確認!
InstagramのQRコードにご注意を!
Instagramアプリの中で表示されるQRコードをスクリーンショットして使うのはおすすめできません。
なぜなら、それはスマホ画面用の画像なので、印刷には向いていないからです。
📵 よくある失敗:
- スクショをチラシに貼ったら、印刷したときにぼやけて読めなかった
✅ おすすめの方法:
- インスタのプロフィールURLをコピーして、QRコード作成サイトで自分で作る
たとえば、以下のような無料サイトがあります:
まとめ|QRコード印刷で失敗しないために
- ✅ スマホで画像を拡大して、ガタガタ・ぼやけてないかチェック
- ✅ QRコードは1.5cm以上、チラシなら2cm以上が目安
- ✅ Instagramの画面をスクショするのはNG。作り直しましょう!
ひと手間かけることで、見た目がぐっとよくなり、QRコードの読み取り成功率も上がります。
※この内容は一般的な印刷仕様をもとにまとめたものであり、最終的な確認はご利用の印刷会社のガイドラインをご確認ください。