
学会発表用のポスターを印刷したけど、クオリティが微妙だった
こんにちは!このブログでは、はじめてでも安心して作れる印刷のコツを、やさしく紹介しています。
こんなお悩み、ありませんか?
- 🧑⚕️「PowerPointでポスターって作れるの?」
- 🎓「印刷所に入稿って難しそう…」
- 💻「画像の画質、大丈夫かな?」
【結論】PowerPointでOK! PDF形式でポスターが印刷できる!
もちろん、PowerPointだけで学会ポスターは作れます。
データをPDF形式にすればクオリティもばっちり!
Step 1:まずはスライドのサイズを変更!
学会でよく使われるポスターのサイズは90cm × 180cm(縦長)です。
ただ、PowerPointで作れるスライドのサイズは142cmまでのため、今回は縦横の比率を同じにした、なるべく大きいサイズのスライドでポスターのデータを作ります。
PowerPointのスライドサイズの設定方法
- PowerPointを開く
- 「デザイン」→「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドサイズ」をクリック
- 幅:70 cm、高さ:140 cm に設定
- 「OK」で完了!
Step 2:画像はできるだけ大きく・きれいなものを!
ポスターは大きいので、小さい画像を拡大すると仕上がりがぼやけてしまうことがあります。
🔍 画像のチェックポイント:スライド上で実物大に拡大して画質を確認!
スライド上で実物大に拡大してチェック!

え、拡大してみただけでいいの?

そうなんです。
基本的には、実物大に拡大して見てきれい=印刷の品質もきれい、と思っていただいて大丈夫です!
例えば、仕上がり90cm x 180cmのところを70cm x 140cmのスライドで作成している場合は、スライドサイズを130%にしていただくと、画質が仕上がりサイズとほぼ同じになります。
Step 3:PDFに書き出そう(入稿データの準備)
印刷に使うには、PDF形式のデータを用意する必要があります。PowerPointで作ったデータをPDFに変換しておきましょう!
PowerPointでPDFに書き出す方法:
- 「ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPS ドキュメントの作成」
- 「オプション」→「スライド:現在のスライド」を選択(1枚ポスター)
- 「高品質(印刷用)」を選ぶ
- 「PDF/XPSの作成」をクリック!
Step 4:ACCEAで注文する場合の、用紙の種類やワンポイント!
作成したアクセアのWebサイトから、ポスター印刷の注文ページにアクセスし、PDFをアップロードします。
注文時に選ぶポイント:
- 印刷サイズ:900mm × 1800mm
- 用紙:室内展示用なら半光沢紙がおすすめ
- ラミネート:学会発表用なら基本的に不要*
- 「その他ご要望」欄に、データを70cmx170cmで作成しているため、引き伸ばして印刷してほしいことを記載する
*数ヶ月単位の長期掲示用なら、汚れ防止や用紙の丸まりを防ぐために「ホットラミネート(グロス)」加工を行ってもいいかもしれません。
その他の用紙の特徴はこちらから

えっ、こんなにかんたんでいいの?

はい!
PDFデータをアップロードすれば、あとは仕上がりを待つだけです!
ポスター印刷時のよくあるミス!注文前にこちらをチェック
まとめ
- PowerPointでポスターは作れる!
- スライドサイズは 仕上がりサイズとタテヨコの比率を合わせて!
- きれいな画像を使おう!
- PDFで書き出し→印刷データをチェック